• 石川県金沢市のIT企業

■はじめに

弊社が行っているISMS活動の中で、日ごろからセキュリティにまつわる出来事
(パソコンの調子がいつもと違う、ネットワークにつながらないなど)を集め、
セキュリティに関わる事故やルールの見直しなどを行っています。

その中でみなさんの身にも同様のことが起きるかもしれないなー
というものがあったのでご紹介いたします。

昨日までネットワークにつながっていたパソコンが
翌朝ネットワークにつながらない。

そんなお話です。

■対象となる人

・Hyper-Vがインストールされているパソコンを使っている人。

■起こったこと

出社直後にパソコンの電源を入れてもネットワークにつながらない。

以下の対応をしても効果がなかった。
・パソコン側に接続されているLANケーブルの抜き差し
・ネットワークドライバの有効→無効→有効
・パソコンの再起動
・スイッチングハブ側に接続されているLANケーブルの抜き差し
・ネットワークにつながることを確認したLANケーブルをパソコンに接続
・スイッチングハブの電源を再起動

■原因

・Hyper-Vの仮想スイッチによる不具合。
接続の種類が本来は「外部ネットワーク」だが「内部ネットワーク」になっていた。
(Windows Updateでおかしくなったようだ。)

■解決方法

Hyper-Vの仮想スイッチの設定で接続の種類を「外部ネットワーク」に変更する。
ただし、編集画面で変更しようとするとエラー(「…にバインドされています」)
となったために以下の手順で対応した。

【手順】

Hyper-Vの仮想スイッチ設定から問題のあった仮想スイッチを削除

コンパネのネットワーク接続から物理スイッチドライバのプロパティを開き、
「Hyper-V Extensible Virtual Switch」のチェックを外す

Hyper-Vの仮想スイッチ設定で新たに仮想スイッチを作成する
このとき接続の種類を「外部ネットワーク」にする

【参考】
http://qiita.com/seijimomoto/items/bf9d11b78a69548ae4c7