プラント設備設計施工業社様の販売管理システムのリプレース(その１)

昨年、縁あってご発注いただいた既存システムのリプレースのお話。

Ｉ社さんはプラント設備設計施工をおこなっており、現在使用しているシステムの
ソフトウェアサポートが終了するとの通達を受けたとの事。
もともと現在使用しているシステムには不満を感じていた所もあり、
これを機会にシステムを刷新したいとのお話をいただきました。

まずは現在利用しているシステムを見せていただき、併せてご要望など
お聞きすべく現地へ。

ざっとシステム見させていただいたところ、メニューには見積り、受注、売上、請求
といった機能が並んでおります。販売管理システムであることは間違いなさそうです。
（それならば世にあまたある販売管理パッケージ（奉行とか大臣とか商魂商管とか）
のご提案かな。）

で、社長様にリプレース後のシステムはどのようにしたいかをお聞きしますと
おおよそ以下が新システムで求める一番必要なこと。のようです。

1. 冗長な入力は極力減らしたい。
2. 見積書作成画面では仕入先と仕入金額も入力できて、粗利も把握したい。
3. 協力会社の見積書を代理で作成する機能がほしい。
4. 請求書の発行は必要だが、売掛/入金は別システムで対応する為、売掛/入金管理は不要
5. 作成した見積りの推移（見積→受注済→売上済→請求済）が簡易に解るようにしたい。
6. 取り扱う商品は原則存在しない（プラント設備設計施工業だからでしょうか。。。後に判明）為、商品マスタを登録しないと明細が入力できないなどの制御は不要
7. システムのアップデートなどは誰でも簡易に行えるようなしくみにしてほしい。

・・・・ご要望をお聞きすると、販売管理パッケージを利用するにしても
結構カスタマイズが必要な感じです。
特に「2. 見積書作成画面では仕入先と仕入金額も入力できて、粗利も把握したい。」とか
「3. 協力会社の見積書を代理で作成する機能がほしい。」とか。。

結局、Ｉ社さんにもご承諾いただき弊社にてスクラッチ開発を行うことになりました。

つづく